災害看護について考える

9月1日は全国で防災訓練していましたね。
本当に備えは大事!

実際の東日本大震災の時に、関東にいた人も地震は体験したと思います。
震度5強今でも思い出すと怖いですよね。
訓練通りできたかといったら出来たのかな。。。
でも訓練より先に、私の頭には学生時代にやった研究がよぎりました。

私は看護専門と大学の卒業研究では両方とも災害看護の
特に地震についてをメインで研究していました。

阪神淡路大震災や新潟中越地震、能登半島地震などの大地震の文献で研究したのですが
入院している患者、そして次々と運ばれてくる患者でスタッフの手が足りない。
物資も足りない。
「食料は患者優先で配られ、スタッフにはまわってこないので、数日間をりんご半分で過ごした」
などの体験を知っていました。

不足やないものばかりで、あるものは自分たちの知識とアイデアだけ。。。
実際一番被害が大きい所ではここに書ききれないような事がたくさんあったと思います。

今まで怖いと思っていて、文章でしか見た事がないことが起きるのかなと。
私には何が出来るのかと。

東日本大震災から二週間たった時、場所はどこになるかわからないが
看護師として手伝いに言ってほしいと上司に言われました。
しかし私は引っ越しする前日という事もあって断りました。
災害看護の研究をいつか生かしたいと思っていましたが、そのままできず仕舞いでした。。
私はこの事を今でも少し後悔して、引っかかっています。

災害看護の実体験を実際しっている看護師は少ないと思います。
自分から知ろうとしない限りなかなか知らないですし、
日常では必要でないですからね。
学生時代授業で取り上げても本当にわずかで、私の学校では2コマもなかったと思います。

9月1日や3月11日は日本にとって、災害について見つめなおす日でもあると思うので
今日は災害看護について書いてみました。

投稿日:2013年09月05日