看護と介護の違い…とは??

有料老人ホーム就職した友人がいる。
これまで病院で仕事をしていた看護師が突然施設のような所に行くと戸惑うことも多いよう。
私も有料に少しだけ勤務していたからその戸惑いというものがよく解る。
最近もよく愚痴を聞かされる… 😕

そもそも病院施設看護介護の違いって一体何なんだろうと…と思う。
患者様・利用者(入所者)の為を思い関わっていくことだから基本的な理念は違いがない!!

看護は療養上の世話及び診療の補助だから…。
看護師の視点で体のことを考える。
既往歴・内服薬・今困っている症状などをアセスメントしてケアしフォローしていく・・。
介護はというと利用者が日常生活をする上での援助だから…利用者の思いを優先させる。

やはり違う!!根本的なところが違う。
施設側も看護師には医療的な視点で判断や健康管理を求めている(取れるお金も大きいし)
ヘルパーや介護福祉士には日常生活の援助を求めている訳だ。

この人はこうだから…
お風呂に入りたくないと言うからやめる
ここは家だから転んでも仕方がない
…等のような事を平気で言う介護職の人が多くいます(無資格者も多いからなのか??)

でも看護師なら「どうして入浴が嫌なのか?」等のように理由を探します。
何故なら清潔を保つことの重要性を理解しているからです。
理由を探し他の方法はないのか、どのように促していけばよいのかを考えるでしょう。

介護職から看護師は偉そうとか、介護職を見下している、看護師はそんなに偉いのか
等の意見を聞いたことがあります。
実際、看護師はオムツ交換やシーツ交換が出来ないと思っている人もいる。
確かにそのような看護師もいることはいます。
しかし、看護師からみればそんなつもりはサラサラありません。
出来るし!!朝飯前だし!!上手いし!!

介護職も看護職も根底に「まずは利用者の為に!!」という思いがあるのなら。
きっといつかはは埋まるのではないでしょうか??

投稿日:2012年06月28日