【戦え!看護師】緊急時…患者を置いて逃げられますか?


東日本大震災が起きて数日が経過した頃、ニュースで福島のある病院でドクター・看護師が患者を置き去りにして逃げたなんて報道を耳にした方も多いのではないでしょうか。

看護師が逃げた???当時記事や報道を見ていて自分の目を疑った。
しかし、この報道とんでもない誤報 !!
結局置き去りにした事実はなく当然!!そんな冷徹な看護師はいない
避難指示の対象地区だったために警察官に指示され自衛隊だけで救助に向かうことになったことが、捻じ曲げられられこの報道となったようでした。
そして、多くの患者は病院のスタッフによって避難はしていたようです。
これは凄く意地悪な報道だったと感じました。
しかしながら、現実に多くの方が亡くなってしまったので過剰報道になってしまったのだと思います。

福島のこの病院に限らず震災当時、被災地にいたドクター・看護師・スタッフはまずは患者を避難させることに全力を注いだようです
しかしながら…避難途中に亡くなってしまった看護師たちや患者がいた事も事実ですよね。

もし私がその場所にいたら「自分の命の危険が迫っている中で、私はその場に留まることが出来たのだろうか??
患者の命を守ることは出来たのだろうか??
あの震災以来自分に問いかけてきたことです。

究極の選択を強いられているような気がします。
言ってみれば死ぬのか生きるのかという問題です。
自分にも家族がいる…しかし患者にも家族がいて…それも守りたい…でも死にたくない…そんな葛藤を繰り返してきました。
しかし、結果私は「留まるのも正解!!逃げるのも正解!!」と思ってしまうのです。

そして、つくづく看護師に限らず公務員・自衛隊・消防団員・ドクター・警察官・教師・・にしても自分を犠牲にしてでも人を助けることを強いられる仕事なのだなぁ…と。

投稿日:2014年04月28日