あなたは今までに採血された事はありますか?
大人になると、さすがに一度は経験があるのではないでしょうか。
採血って腕に針を刺されて痛いし、良い気分にはなりませんよね(-.-)
かなり嫌がられる検査の一つです。
採血する側としては、視点は看護師に変わりますが
採血で使う器具って簡素だけどすごいなっ!て最初に使った時に思いました。
一つ一つ本当に良く出来ています。
針をホルダーというものにセットして
血を入れるスピッツという瓶をさすと適量入っておしまい!
単純に聞こえますが、適量の「血」が入るんですよ。
で、必要分入ると止まり新しいスピッツをホルダーにセットし血を入れて
終わったらスピッツだけ抜いて新しいスピッツをホルダーにセット…
これの繰り返しです。
健康診断だと、大きさの違うスピッツを4~5本位とられますよね(-.-)
針を何度も刺す必要がないし、スピッツの入れ替えだけ採血が出来る!
初めて採血した時はなんで適量分で血が止まるの?!なんて気づかなかったのですが
ただスピッツ内が陰圧にされているだけでした(;-_-)
このスピッツ検査項目によって色々なものがあるんですよね。
多種多様で、私も出会ったことのないスピッツもきっと存在するはずです。
先程言った通り、ただ針を刺して血をいれるものもあれば
ゴムのふたを手ではずして注射器でスピッツに入れるタイプ
一度注射器で採血したものを2本のスピッツに半分づついれる
など
スピッツの種類だけでなく、入れ方もそれぞれ違う事があります(*_*)
看護師1年目の時、血を注射器にとって半分づつ2本のスピッツに入れる
採血をした時のことです。
この採血は医師がすることになっていたので、
注射器に入った血を2本のスピッツに半分づつ入れる作業だけが私の仕事でした。
手際良く先生は採血をし、いざ私がスピッツに混注!!
いつもやっている採血を想像していたので、適量で止まると思いきや・・・・
1秒とかからず、全部の血が一つ目のスピッツに(;一_一)(;一_一)
えっ?なんで??どうして止まらないの?
そう!このスピッツは超陰圧になっているもので
適量でとまるタイプではなかったのです(-.-)
私の苦く懐かしい思い出です。。。
もちろん患者さんに謝り、もう一度採らせてもらいましたよ((+_+))
患者さんにも申し訳なかったですが、今でも
先生の「えっ??」という顔が忘れられません(-.-)