【現場の実態!】病院の倒産・・・医療崩壊をじっくり考えよう!

ここ数年、病院が閉鎖されると言う話は特に珍しくもないニュースとなりました。
昔なら病院が潰れる!!なんてことは考えられませんでしたよね。

2001年~2010年の間に医療機関の倒産は300件以上 😯
老人福祉事業の倒産事例は120件というデーターも出ている(帝国データーバンク調べ)
医療機関の経営難による倒産は私たち看護師の重要な就職先を奪う許しがたい事態です。

一番の原因は医師不足が大きいだろう。
現在の医療機関は需要と供給のバランスが取れなくなっている訳ですね。
大きな病院でさえ、新規患者を受け入れられない位ドクター数が圧倒的に足りない事態。

最近は開業医も増加傾向…。
クリニックなどでも顧客争いになっているから、開業医といえどもうかうかしていられない。
看護師仲間に聞くと不必要な??検査・治療を進める開業医ドクターも中にはいるらしい。
…もうすぐ100歳になる無症状患者に胃カメラや大腸カメラを進める意図が私には解らない 🙁

又、閉鎖される病院で珍しくもないのが産婦人科病院が挙げられる。
産婦人科医師の不足に加えて、少子化問題…。
予約で空きが出ないと出産は受け入れられないという話も決して珍しくはない話。
ある市では産婦人科病院は1件のみ!!
定期健診は受けられるが出産は別の所で…なんて言われた妊婦さんも多い。
着々と医療崩壊の波が襲っているのではないかと言わざるをえない。

更には増税という新たな問題も…。
保険診療は非課税でしたから。
このままの状態で増税が行われれば病院経営は更に悪化するのは目に見えている!!

そうなると看護師やドクターの待遇も改善するどころか悪くなる一方かも!!
そして…より待遇のよい医療機関にドクターや看護師が多く集まると言う負のスパイラルが…。

きっと私より頭のよい政治家さん…何か他に方法はないのですか???
私たち看護師の待遇を!!年収を!!仕事を!!守ってほしいものです。

投稿日:2014年05月05日