准看護師の苦悩

知っての通り正看護師准看護師仕事は変わらない。
…それなのに年収は平均100万円以上の開きがある(勤務先により異なるものだが)
それを不服と思っている准看護師はきっと多いのではないかと思う。

しかし、それは当然なのである。
何故なら診療報酬が准看護師<正看護師だからである。
最近は看護協会の准看廃止ムードが高まってきて(現実的には無理…医療崩壊してしまう
大きな病院になればなるほど准看護師の求人は少なくなっています。
求人募集も露骨に正看護師に限るなどの条件を出しているところも多い。
まぁこれは致し方ないとしか言えない…知事免許と国家資格の違いだからね。

准看護師のほうが場数経験があるので年齢が同じでも技術はきっと准看の方が上だろう…。
しかし、看護師の仕事は技術だけではない。
病棟ならば患者のアセスメント・プラン・評価と看護計画(最近は看護診断)を立てる。
看護展開を准看学校では習わないので出来ない…准看が多い。
元々カリキュラムが違うので(准看学校は広く浅くだからね)知識の差は歴然!!
中には正看よりも勉強熱心な人もいるが(国家試験受ければいいのに…)

特に扱いずらいのは40代~50代の准看…経験が長いからプライドが高いんだよね…。
それにこの年代になると准看は居づらくなるらしい…。
そりゃそうだよね…。自分より経験の少ない正看がどんどん上になってくるし…
後輩が上司!!がざら。
認定や専門看護師などのキャリアアップも望めない…正看取るしかない
夜勤を組むにも新人正看護師のほうが立場上になるんだものの…。
プライドが傷つくだろう・・・・。

そうやって退職したベテラン准看護師の転職先は介護施設…偏見か??
ずいぶんと准看のネガティブな所を突いてしまったがそういう私も准看あがり の正看 🙄
最近は10年経験があれば通信を経て国家試験が受けられる!!
生涯現役を通すのなら資格を取っておくに越したことはないということだね。

 

 

投稿日:2012年04月19日