政府は東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年に向け、言葉の壁を越えて外国人患者に的確に対応できる医療機関を大幅に増やす方針です。
厚生労働省は、全国の医療機関や自治体を対象に、外国人患者の受け入れ実態に関する初の大規模調査を行うようです。
参照:東京新聞
ということで、どの病院にも一度は外国人患者が受診しに来たという事あると思います
国も様々で英語が出来る外国人であれば対応も出来る人も多いのですが・・・
受診が一番多いのが中国人患者です。
次に韓国人、フィリピン人やアメリカ人患者が多いようで 😀
英語だけでなく中国語や韓国語が病院では必要になる事があります。
外国人患者が入院すると
外国人対応でない病院では
ちょっとした混乱が起きます 🙄
そして日本では起きない珍事件が多いんですよね 😯
先ほども書いたように
英語が出来る人が少ないため
今まで触れた事もない言語でコミュニケーションをとらないといけません 😯
状態観察をするだけで一苦労。かなり時間がかかります。
通訳として日本語を話す事ができる人が付き添っている場合は良いのですが
いない場合身ぶり手ぶりです・・・
24時間通訳の人がいるわけでないので色々な対策を考えたりします。
以前勤めていた病院でタイ人患者が入院してきて
日本語も英語も通じず、皆で思考錯誤し大変だったのを覚えています。
インターネットで調べた文字を紙に書いて対応したり。
日本語とタイ語を話せる人がたまにお見舞いに来た時には
「はい」と「いいえ」で答えられる質問を
その方に文字で色々書いてもらったりして対応しました。
タイ語の文字が全然理解不能で・・・大変でした 😯
他にも・・・
私が勤めていたのが消化器の病棟だったのですが
胃などの治療後、おかゆなど消化に良いものから食事をはじめるのですが
欧米人はおかゆの文化がないためか
おかゆが食べられないという人が多く
食事が進まないという事もありました 🙂
ある中国人患者の場合
旧正月をかなり大事にしているのは分かるのですが
どうしても家で過ごしたいと、病院から許可がおりていないのに
勝手に点滴など抜いて家族とともに
家に帰ってしまったという事も 🙄
その夜、体調悪くて戻って来たのは言うまでもありませんが・・・
言語だけでなく文化や宗教など、外国人患者と関わると
国民性がみられて面白いですね